1.9.07

金メダル

一つ前の記事と金メダルつながりです。

今日は、今週一週間続いた子供たちのサッカーキャンプの最終日でした。最後に表彰式がありました。 子供たちは、みごと金メダルをいただきました。実は金メダルより上のスーパースター賞があり、トロフィーがもらえるのですが....(さらに、コーチに は、9月末で帰国することを耳に入れており、少しそれが考慮されていたことは子供たちは知るよりがありません。)

Haruがメダルをも らった後、今までのようにバカはしゃぎするわけでもなく、そっとすわり、しばらくした後、こっちを向いて照れくさそうに金メダルを手にして見せ、ニコっと したとき(現在歯もげで間抜け面ですが)、やつもちったぁお兄ちゃんになったなぁと思うと同時に、そのハニカミによって、逆に彼が本当にうれしかったことが伺えました。(まだ、Tooth FairyもSantaも信じているので、まだまだお兄ちゃんではないが)


こちらに来て、うちの子に限らず、英国の子供たちは何かにつれ、賞状やメダルをもらって褒められます。日本人の感覚からすると、「もうちょっと頑張ったら...」と思うこともありますが、こちらでは、少しずつでも努力して成果が出たら、大人は褒めてあげてます。

たぶん、この感覚の違いは、compliment(褒め)とencouragement(激励)の違いなんだと思います。英国人は、encouragementとして、褒めや賞状などを頻繁に使っていると思います。一方、日本語には「頑張って」という便利なencouragementの表現があるので、そのために褒めることが少なくなっているんだと思います。英語にも、Stick it, Hang on, keep tryingなどの「頑張れ」に相当する表現はあるものの、「頑張って」ほど気軽に使われることばではないような気がします(たぶん)。むやみにプレッシャーを蓄積させるだけなので、私も日ごろから子供たちに、「頑張れ」という表現をむやみに使わないように気をつけてますが、結構難しいものです。

確かに、この違いは、ビジネスの世界でも英米と日本の間で現れているかもしれません。英米国では、日本に比べ圧倒的に起業が盛んであるなど、新しいことにチャレンジする精神が強い傾向があります。この違いは、このあたりから来ているかもしれません。ただ、慣れてない日本人が真似事ですると、喝采症候群に陥る危険性もあるようです。はなしは変わりますが、「頑張って」と同じように、便利でよく使うけど、単純に訳せない「よろしくお願いします」があります。

子供たちにまけず、私も、大学院で金メダル(首席/Distinction)をもらえるようもう一分張りしなくては。 Tutorによると、これまでの成績では、現在3,4番につけているので、最後の修士論文で逆転できればいいなと思ってます。ただいま、スーパーバイザーのコメント待ち。修正後は、製本に出し、綺麗に仕上げて提出する予定です。

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