UCL図書館
家の契約の修正案も大家と無事合意を得られましたので、後は入居をまつばかりとなりました。入居日も決まりましたので、日通に電話して入居日14日の夕方に引越し荷物航空便第一弾(航空便2つと船便2つがあります)を届けてもらうように依頼しました。日程調整後かけなおすということだったので一旦切りました。が、次にかかってきた電話では、なぜか「13日に伺います」とトンチンカンな返事をしてきました。再度、14日午前中に入居することを説明すると、再度調整しますといい残し、その後連絡がありません。日本では評判の高い日通ですが、郷に入れば郷に従えなのでしょうか、完全にイギリスモードになってます。おまけに土日は休業らしいです。ただ土曜は追加料金払えば届けてくれるということです。まあ、平日でも昼間からみなビールを飲んでいる国ですし、これぐらいはしかたがないかもしれないです。
銀行口座開設や電話・ネット開設、車購入などは、基本的に入居までは出来ません。ということで、することがなくなりました。といっても会社から給与をもらっている時間ですので、大学院の勉強をすることにしました。ただ、ホテルで勉強しても少し悲しいので、大学の図書館に出かけることにしました。
しかし大学の図書館は、基本的に学生しか利用できません。そこで、図書館の窓口に9月から入学することを説明し、入学まで仮利用カードを発行してもらうようにお願いしました。私が通う予定のロンドン大学UCLには、16の図書館があります。また、他のLSE, LBS, Imperialなど他のロンドン大学のカレッジの図書館も利用できるので、100ぐらいにはなるのではないでしょうか。
その中から、今日はUCLのMain Libraryにおじゃましました。宮殿の中にいるようで、最初落ち着かなかったのですが、なれるとなかなか勉強しやすい環境です。ちなみに本日読んでいたのは、Innovation Management and New Product Developmentという本で、技術経営の世界で必須ともなるイノベーションに関するものです。アントレプレナも必須ですが、両者とも適当な日本語訳がないですね。辞書的には、それぞれ"革新"や"起業家精神"になりますが、ちょっと違和感があります。大学院を修了するころには違いを簡潔に言えるような気もします。
最後に、ロンドンの地下鉄事情を少し紹介します。基本的にでたらめです。まずよく止まります。今日も図書館に行くときに、最短距離の路線が止まっており、別の路線を使って行きました。また、車内の電灯もよく消えます。これまで一部消えるぐらいは経験しました。(もしかすると節電のためかもしれません。)ただ、今日、図書館からの帰りの地下鉄ですべての電灯が消え、真っ暗のまま数駅通り過ぎるということもありました。さすがにこれは故障だと思います。電灯が消えるというのも日本ではありえませんが、消えてもなお、地下の真っ暗闇の中走るというのはちょっと日本の常識では考えられません。基本的に安全なのであまり問題とはなりませんが、これがニューヨークだったらと思うとぞっとします。こうした真っ暗闇でも、イギリス人の性格からなのでしょうか、誰も驚きや不平の声を上げることなく、いつものことのようにじっとしてます。
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