修論中間発表会
6月15日
修論の中間発表会がありました。今回は、ビジネスプランのうち、マーケットリサーチに関する報告を行います。今回のマーケットリサーチでは、セカンダリーリサーチとして、各種調査会社が発行する調査データを利用しました。特に、IDTechExの発行するデータは、非常に詳細かつすばらしいのですが、価格はウン十万と高額です。
一方、プライマリリサーチは、アンケートによる調査を行いました。Webベースでのアンケートなので、比較的短期間で多くのデータを収集することができます。また、簡単な集計も自動的に行ってくれますし、結果もExcelのファイルとして出力してくれます。ちなみに今回利用したWebアンケートは、SurveyMonkeyというサイトです。実際のアンケートの見本はこちらかこちら(日本語)。サンプル数は、200程度。
SurveyMonkeyなどのWebアンケートは、自分のアンケートを作れるのですが、通常は、質問の内容(テキスト)だけカスタマイズできるようになってます。今回、そのテキスト部分にHTMLやJavaScriptなどを強引に入れてみて、許されてないカスタマイズを試みました。おかげで、YouTubeなどの動画を説明用に入れてみたりすることに成功しました。ただし動作は保障しません。
今回のマーケットリサーチの主な目的は、セグメンテーション&ターゲティングと、収支予測です。そのために、上記の両リサーチデータの解析を行います。解析には、主に多変量解析(特にクラスター解析)や独自に開発した需要予測式などを使いました。しかし、この手の解析はかなり注意しないと、変数の選び方で結果がかなり変わってきます。よくコンサル会社がクライアントの意図に沿うように、将来予測などを行ったりするのですが、これもこうしたパラメタのちょっとした操作で実現できてしまうのと同じです。ちなみに、こちらが、今回起業するビジネスの収支予測です。
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