13.7.06

ロンドンの交通料金

ロンドンの公共機関の料金を紹介します。

まず、Tubeと呼ばれる地下鉄ですが、日本の料金体系と少し違います。日本の料金は通過した駅数に基づいてますが、こちらではロンドン中心からドーナツ状に区切られたゾーン(1~6)というものががあり、その通過ゾーン数に基づいています。また、現金とOyster(Suicaのようなもの)とによっても料金がかなり違います。

たとえば、現金でチケットを買った場合、初乗りが£3(630円)ですが、Oysterを使った場合は£1.5になります。日本では、現金でもSuicaでも基本的に同じですが、こちらはなんと半額にもなります。日本では、切符を買う手間や待ち時間短縮という便利さが受けて普及してますが、こちらでは、それだけではOysterに移行しないのでしょう。というのも、イギリスは日本とちがって、せっかちではないですから、切符購入にしてもレジにしても待つことを全然苦にしてないように思います。こうした国民性では、Suicaのように便利さだけではあまり魅力を感じないのでしょう。そこで、料金によるインセンティブを設けたのだと思います。

また、子供料金は、日本と大きく異なります。11才以下の子供で大人と同伴して乗る場合は無料になります。ただし、平日朝のラッシュアワー(7:00-9:30)だけは有料となります。ちなみに、この無料化は今年の四月から始まったようです。

次にバスですが、料金は非常にシンプルで路線一律です。こちらも現金とOysterとで値段が変わります。現金の場合、£1.5です。Oysterの場合、時間帯によってかわり、平日朝のラッシュアワー時が£1で、それ以外は£0.8です。

また、子供料金は、16才まで無料になります。こちらは時間帯や曜日に限らず無料です。

"遅れる"、"故障する"、"高い"と悪名高いのロンドン公共交通機関ですが、子持ちにとっては非常に優しい一面をもってます。

詳しい料金体系についてはこちらをごらんください。

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