試験その2完
5月1日
試験2日目に突入しました。今週は実に天気がよく、試験で暗くなりがちな気持ちを明るくさせてくれます。場所は、若者の町、Camdem towm。
本日の試験は、「New Venture Business」で、テクノロジーベンチャーを起業するための理論やアントレプレナー精神、ビジネスプランニングに関する科目です。
試験時間は3時間で、こちらも昨日と同じくエッセータイプの試験です。2 Sectionからなり、Section Aでは、5問中2問の選択問題。ちなみに選択した問題は、「起業を行う上で、重要とされている4つの要素、マーケット、テクノロジー、組織、資金のそれぞれのカテゴリにおいて、起業機会を評価する上で重要となる主な課題を述べよ」と「投資を目的としたビジネスプランを作成するにあたって重要となる項目を述べよ」というでした。MullinsのOpportunity assessment frameworkや、Kotlerのmarketing理論、Porterのfive force、KayのDistinctive Capabilities、VCやAngelなどの投資家の特徴などを総動員して、それぞれ、6,7枚ずつ書きました。
Section Bは、昨日と同じく、事前に配布されたケース(光スイッチのベンチャーのケース)に関する質問が5問出て、全てに解答する必要があります。ここでは、Open innovation、大学の技術移転センター(大学発ベンチャーを支援する組織。UCLでは、我々の所属する組織が関与しているUCL Business)の役割、投資に関するリスク、Moore 'Crossing the chazm'のNiche market approach、市場悪化時におけるベンチャー企業の清算などに関する問題がでました。
合計7問と、エッセータイプにしては結構問題数が多いほうだと思いますが、一応、全部に解答することができました。1,2問は、少し言い足りなかった感じでしたが。結果は、本日も、95%はできて、英語と字の汚さでx 70%として、65%ほどでしょう。試験以外の成績対象である2つの課題がAで先生のフィードバックからもよかったので75-80%はかたいと思います。結果、総合Aには届いていると思います(思いたい)。
昨日と違い、新たに購入したボールペンと試験用紙の相性もよく、結構きれいに疲れずに書けたと思います。本日の執筆量は、20枚程度だと思います。これまでは、LAMY Safariシリーズに、Faber-Castellの三角グリップを付けたものを使ってました。結構、ペン先が硬い感じで、書きやすくて気に入っていたのですが、どうもUCLの解答用紙との相性が悪くいたずらに滑ります。そこで、rotringのSKYNNに変えてみました。これが正解。滑らかだけど、しっかりホールドできるといった感じです。やはり道具の選択は大事です。また、同じボールペンでも、芯先の太さもいろいろあります。私は少し太いほうが疲れにくいように思います。よく司法試験を受ける人がボールペンをいろいろ試していますが、その気持ちがよくわかりました。司法試験は、日本語だからもっと大変だろうな...
さて、明日は一日休みで、あさってが最終試験、ファイナンスです。これは計算と分析が主な問題なので、エッセーに比べればかなり楽です。
ラベル: ON