大学院準備コース
今週から大学院準備コースが始まりました。大学院準備コースというのは、英語を母国語としない海外留学生が大学院での勉強をスムースにはじめられるよう準備するためのコースです。小論文などのアカデミックライティングの訓練やレクチャーのリスニング&ノートテーキング、グループ討論、大量の教科書を効率よく読むためのリーディングなど多岐にわたります。
初日は、まず小論文テストから始まりました。45分で"英語を習得するために最も重要な特質を述べよ"という問題に対して、500ワード程度で回答するものです。最初の1週間は、海外から来てまだ慣れていないことを考慮してか、あまりハードなスケジュールにはしてないようです。まだホームワークもありません。ちょっとした学内の案内や昼食会、スポーツ、飲み会、ハイキングなども授業後に用意されており、はやくなじめるように先生方も工夫しているようです。ただし、2週目以降は、小論文やプレゼンテーションなどのホームワークも多くなる
ようです。
参加者の内訳は、圧倒的にアジア人が多く、つぎに中東、ヨーロッパとつづきます。アジア人では中国が多いようです。中国人はよくしゃべるので多く感じるのかもしれません。その次が日本か台湾といったところでしょう。年齢も様々で、下は大学を出たばかりから、上は40半ばぐらいまでいます。職歴がある人が多いようです。職歴も医者、歯科医、建築関係など様々です。
今回は合計で60人強の生徒が来ているようですが、授業は小規模のクラスに分けて行います。ちなみに、私のクラスに割り当てられた10人は、アラブ、フランス、中国、韓国、日本、タイから来た方です。ほとんどの人がちゃんと英語をしゃべれます。クラスの中に、日本の建築会社からの派遣でこられている方がいます。私と同じ年齢で、家族も一緒に来られるということで共通点も多く、不動産や車の購入、小学校のことなど色々情報交換をしています。今日は意見交換と称して昼間から大学のパブでビールを飲んできました。ちなみに昼間から飲むのはこっちでは結構普通だったりします。