14.7.06

入居

本日、入居手続きを完了しました。インベントリチェック(家の中の家具の数や状態のチェック)、設備の説明、契約書のサインと、料金の支払いを行いました。退出時に文句を言われないように、壁の傷やしみなどを写真で残しておくことも重要です。ほとんどすべての家具と電化製品、キッチン道具がそろってますので、すぐにでも生活できる環境です。買い足すものは、DVDプレーヤと下駄箱ぐらいしかなさそうです。(通常、英国では靴のまま家に入るので玄関に下駄箱というものがありません。おそらく各人の部屋に脱ぎ捨てているのでしょう。)

いろいろと日本と勝手が違うのでなれるまで大変そうです。たとえば、コンセントにはすべてスイッチがついてます。玄関の鍵もオートロックです。そもそもノブというものがありません。庭側のドアにも内側からかける専用の鍵がついてます。毎回、鍵を使って開け閉めしないようで少し面倒です。鍵のかけ方も独特です。ノブを上に上げた後、水平状態に戻し鍵をするというものです。かなり頭悪いつくりですが、英国で一般的のようです。庭側のガラスドアにも鍵がついているのは、セキュリティのためだと思います。よくガラスドアのロック付近の一部を割って、手を入れてロックを解除し侵入するケースがありますが、鍵の場合にはそれができない分安全なのでしょう。他の小窓のようなものにまですべて鍵がついているのもそのためだと思いますが、通常、ここまでは鍵を使ったりしないようです。

午後になって、日通が来て航空便を無事届けてくれました。三時の約束でしたが一時半ごろの到着でした。航空便は扱いが雑なのでプリンタなど壊れてないか心配だったのですが無事でした。また、税関で中身を空けられた気配もなく心配していた食料品の没収や新品電化製品への課税などはなかったようです。

これらの荷物を片付けた後、電話の開設を行いました。すでにBTの電話線は来ており、プープーという音がしていましたが、これではまだ使えません。BTの150番に連絡して再接続(Reconnection)依頼をかけないといけません。が、ここで問題発生。固定電話はまだ使えませんし、携帯からかけてみましたがフリーダイヤルのため使えないようです。結局、近くの公衆電話を探すはめになりました。やっと見つけた公衆電話でかけたところ、あまりの回線状況の悪さに驚きました。手始めに輪唱のように繰り返しが起こるのです。それが落ち着くと今度は他の会話が混線しはじめました。さらに、呼び出し音やノイズがずっと流れるという攻撃に、ただでさえ英語だと聞き取りにくいのに本当にまいってしまいました。まあ、なんとか最後までこぎつけたのですが、少し不安だったので、夜になった時点で再度別の公衆電話から確認し、無事完了していることを確認しました。17日には使えるようになるとのことです。

この後は、TVライセンスの支払い(こちらではTVを見るのに年鑑£100以上払わないといけないようです。払ってないと£1000もの罰金が課せられるようです)、インターネットの開設、銀行の開設、車の購入、子供の学校などいろいろとやることいっぱいです。日本と違い対応が遅いので結構時間かかります。

今日からしばらく、ネットが使えない環境になりそうですので更新が滞るかもしれません。ただ、もしかすると学校から利用できるかもしれません。

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