5.7.06

家探し Part.2

本日は、家探しPart.2です。昨日とは別の不動産屋さんにお願いしました。

午前中にFinchley RoadやSwiss Cottageなどちょっと都心に近いところのフラット(マンションタイプ)を見せてみもらいました。総合的に見ると、昨日見た郊外のセミデタッチより洗練された感じですが、ちょっと街並みも騒々しくなります。また、最大の懸念として、良い公立の小学校が近くにないことがあげられます。このあたりは、中級住宅街であり安全なのですが、近くに公営住宅もあります。この公営住宅は日本の公営住宅と違って、外国人や職のない人などの受け入れなど、福祉的な要素が強いという特徴があります。残念ながらそうした施設を利用している方々の教育レベルはあまり高くないことが多く、子供も荒れているケースが多いようです。そのため、このあたりの富裕層は皆私立の小学校に通わせているようです。私立の教育レベルは非常に高いそうですが、その費用は£10000~15000(200~300万円)と非常に高く、とても払える額ではありません。ましてはうちは双子です。年間600万はありえません。

というわけで、物件に関係なくこのあたりは却下とさせていただきます。しかし折角ですので物件の写真だけでも載せておきます。










午後からは、昨日見学したHendon, FInchley Centralあたりを見学しました。実は、8件見せていただいたのですが、そのうち、3件は昨日見せていただいた物件と同じでした。

[1] Aberdate Garden, 最寄駅Mill Hill East、徒歩10分、評価★★★★☆
閑静な住宅街で、内装も非常にきれい。古いがピアノがある。値段はかなり安い。ただし、Mill Hillというところは、地下鉄の支線(逗子線のようなかんじ)なので、電車の本数は少ない。










[2] Cissbury Ring South、最寄駅Woodside Park、徒歩15分、評価★★★★★
家も広く、内装は非常にきれい。このあたりの有名公立小学校3つのちょうど真ん中にあり、便利。近所は日本人も多く、コミュニティもしっかりしている。値段は少し高めだが、かなり魅力的。庭もまだ芝生はないが相当に広い。










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Oyster card & 携帯

本日最後の締めくくりとして、Oyster cardと携帯電話を購入しました。Oyster cardは日本のSuicaと同じもので、地下鉄や鉄道、バスなどで使えます。毎回切符を買う面倒が省けますし、少しだけ料金も安いようです。また、こちらには一日乗り放題チケットなどがあるのですが、Oyster cardを使っていれば、一日の乗車賃合計が乗り放題チケット代より上回ると、それ以上運賃がかならないようになっています。またバスでも使えるのはうれしいです。トップアップ(チャージ)は、インターネットからでも駅でもできます。

こちらの携帯電話の契約形態には大きく2種類あります。monthlyとpay as you goと呼ばれるものです。monthlyは月額後払いの契約で、日本でも一般的なものです。pay as you goは日本でいうプリペイドです。日本ではあまり使われてませんが、イギリスではかなり一般的に利用されています。monthlyは後払いということもあり、審査がきびしいようです。ロンドンは、本当にいろんな人が集まってきていますので、携帯電話会社としてもプリペイドの方が確実に料金を回収できるので安全なのでしょう。端末は結構高く、最低でも£20(4200円)、最新式だと£200(42000円)ぐらいします。日本の倍ぐらいでしょうか。

携帯電話のキャリアとしては、vodafone, O2(BT系), T-mobile(ドイツ), Orange(フランステレコム)、またMVMOとしてvirginなどもサービスを行ってます。今回、特にこだわりはなかったので、携帯ショップに入って適当なNOKIAの一番安い端末を選びました。キャリアはO2です。昔はmotrolaやnokiaも個性的な端末を出していたのですが、最近のは同じようなデザインばかりでつまらないです。

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大英博物館

家探し、大学見学をしても時間が余ったので、大学の近くにある大英博物館を見学してきました。ここは入場料無料です。中は広すぎてともて今日じっくりみる体力はありません。ということでさっさと見て出てきました。今度家族とじっくり見に来たいと思います。

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ロンドン大学UCL

本日の家探しが3時ごろ終了したので、秋からお世話になる大学を見に行ってきました。最寄駅はEustonというTubeとRailとが乗り入れる大きめの駅です。駅から徒歩2,3分のところに大学があります。街中にある大学なので緑多きキャンパスという雰囲気ではありません。かなりごちゃごちゃした感じです。ただ建物は歴史を感じさせる威風堂々とした感じはします。ここにダーウィン、ガンジー、フレミング、グラハムベル、そして日本初の海外留学生だった伊藤博文、夏目漱石などがかつて通っていたかと思うと感慨深いものがあります。






こちらが、私の専攻する技術経営大学院”Centre for Enterprise and the Management of Innovation"が入っているビルです。こちらは超近代的です。



ロンドン大学本部です。ロンドン大学とUCL、KCL、Imperial、LSEなどの各カレッジとの関係はこちらが参考になると思います。

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