娘の結婚式
大学の友人の結婚式に参加してきました、しかも、父親代わり&証人として。確かに娘を持つのは夢だったけど、なんか複雑。
彼女は、中国上海出身で、高校からイギリスに来て、大学院まで一人で暮らしてきました。大学はLSEで、科学経営学を学んで来たようです。まだ若いので すがとてもしっかりしていて、頭もよく、行動力も抜群のいいやつです。彼とは、去年の冬休みのスイス旅行で知り合ったようです。彼女から声をかけたようで す。そして、出会ってから一週間後には、スイスの彼の実家に1週間ほど泊まりに行き、すっかり家族とも仲良くなっていたという驚くべき行動力。その後、彼もロン ドンに来て彼女と同棲し、仕事を見つけ、そして、7ヶ月後の今日、結婚に至ったというわけです。なかなか危なっかしいですが、まあ、これもありかなと思わせるすが すがしいカップルです。そういえば、まだ彼と知り合う前、彼女と飲みに行ったとき、「お互いによく理解するためには、少しぐらい結婚前に同棲したほうがいいよ」と推薦してしまったなぁ。少し責任があるかも。
イギリスの結婚式は、大きく二種類あって、civil weddingとchurch wedding。いわゆる人前結婚式と教会結婚式。今回は、前者のcivil weddingです。civil weddingは、カウンシル(役場)の中で行われます。日本の役場では、事務的な登録だけですが、イギリスでは、式場が隣に設けられており、そこで結婚式が行われます。進行は教会式に近く、神父さんのような役割の係員が来て、誓いの言葉、指輪の交換、二人および証人のサインで行われます。時間にして、約30分です。
今回、一番困ったのが、服装やお祝いなどの結婚式の習慣にかかわるものでした。イギリスの結婚式の習慣もいまいちわからず、しかも新婦は中国出身、新郎はスイス出身と来た日には、はっきりいって正解などあるはずがありません。もう常識にまかせるしかありません。
ちなみに、私は、タキシード+ストレートタイで参加しました。スーツやドレスでの参加が多かったのですが、なんと新郎のお母さん、デニムのスイス民族衣装のような格好で参加してました。弟も、すっかり普段着。新婦の家族は来てないし。後で話しを聞くと、この後、中国でも式をして、さらにスイスでも式をするようです。今回は、友人向けの挙式兼パーティのようです。でもデニムは....
式の後は、中華街で簡単なパーティをしてお開き。友人とカジノのちょっと寄って帰宅となりました。
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